本人の振り返り

〇〇がっこうに通う前の自分は、学校に行くこと自体をしんどく感じていました。朝起きた時点で「今日は行きたくない」と思うことも多く、何かはっきりした理由があったというより、なぜか毎日学校へ向かうことが重く感じていました。自分でも理由をうまく説明できず、「なんでこんなに行きたくないんだろう」と思うこともありました。

そんな中で、〇〇がっこうに通うようになりました。最初から「ここなら大丈夫」「ここは自分に合っている」と強く感じたわけではありません。正直、最初のころはそこまで大きな変化を感じていなかったと思います。ただ、通っていく中で、学校全体の雰囲気がやわらかいことや、無理に何かをさせられるような感じがあまりないことに気づきました。自分のペースで過ごせる時間があり、少しずつ「普通の学校とは少し違うかもしれない」と感じるようになりました。

〇〇がっこうで過ごした時間を振り返ると、楽しかったことも大変だったこともたくさんありました。特に自分にとって大変だったのは、人と話すことです。うっし〜と話すことも、他の生徒と話すことも苦手でした。また、自分がどう思っているのか、自分の気持ちを相手に伝えることも難しかったです。頭の中では思っていても、それを言葉にして相手に伝えようとすると、うまくできないことがありました。

それでも、通い続ける中で、少しずつ人と話す機会が増えていきました。今でも人と話すことが得意になったとは思っていませんし、緊張することもあります。でも、通い始めたころの自分と比べると、前より人と話せるようになったと思います。自分の気持ちも、少しずつですが言葉にして伝えられるようになりました。また、人前に出ることへの抵抗も以前より減りました。昔の自分だったら避けていたようなことでも、「少しやってみようかな」と思えることが増えたのは、自分の中では大きな変化だと思っています。

楽しかった思い出もたくさんあります。特に印象に残っているのは、自分たちで火をつけて行ったBBQや、マシュマロチャレンジ、ジャグリングの練習、ボルダリングなどです。普段の生活ではなかなかできないことを体験できたのが楽しかったです。うまくできたことだけではなく、最初はできなかったり、苦戦したりしたこともありました。でも、そういう経験も含めて、今振り返るといい思い出になっています。

〇〇がっこうで過ごす中で、自分の中で少しずつ身についたと思うことがあります。それは、何かを最後までやろうとする力と、苦手なことでも少しずつやってみようとする力です。最初から何でもうまくできるわけではないし、苦手なことが急に得意になるわけでもありません。それでも、少しずつ続けたり、何度か挑戦したりすることで、前よりできるようになることがありました。以前の自分よりも、「とりあえず少しやってみよう」と思えるようになったことは、自分でも変わった部分だと思います。

これからは、もっと人と話せるようになりたいです。そして、自分が本当に好きだと思えることを見つけて、それをもっと深めていきたいです。好きなことをただ好きなままで終わらせるのではなく、将来やりたい仕事につながるようなものにできたらいいなと思っています。まだ将来のことがすべて決まっているわけではありませんが、これからいろいろなことを経験しながら、自分に合うものを見つけていきたいです。

今、学校に行くことがしんどかったり、自分のことをうまく人に伝えられなかったりして悩んでいる人もいると思います。自分も、すぐに大きく変わったわけではありません。だから、無理に急いで変わろうとしなくてもいいと思います。自分のペースで、少しずつ進んでいけばいいと思います。

そして、自分に合わない場所で無理を続けるだけではなく、自分に合う場所を見つけてほしいです。自分が少し安心できる場所や、「少しやってみよう」と思える場所が見つかれば、そこから変わっていけることもあると思います。自分に合う場所と、自分のペースを大事にしてほしいです。

※掲載は本人・保護者の許可を得ています。
※個人が特定されないよう、一部情報を伏せています。
※在籍期間にあたる表現のみ、掲載方針に合わせて調整しています。

← 振り返り一覧へ戻る